ホーム 芸能人プロフィール・現在 山路和弘の妻・朴璐美との結婚からSViL設立まで、代表作と現在を徹底解説

山路和弘の妻・朴璐美との結婚からSViL設立まで、代表作と現在を徹底解説

白石 七海 白石 七海 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

俳優・声優・ナレーターとして長年活躍する山路和弘(やまじ・かずひろ)さん。ジェイソン・ステイサムの日本語吹き替えや、アニメ『SPY×FAMILY』のヘンリー・ヘンダーソン役で知られ、舞台俳優としても高い評価を受けてきました。私生活では2020年1月22日に声優・女優の朴璐美さんとの結婚を発表。そして2026年5月1日には、夫婦で新会社「株式会社SViL(スヴィル)」を設立し、新たな活動体制へ移行しました。

2026年10月現在、72歳を迎えた山路さんは、長年培ってきた演技力を武器に、洋画の吹き替えからアニメ、映画、舞台まで幅広い分野で存在感を発揮しています。ここでは、プロフィールや若い頃の経歴、妻・朴璐美さんとの結婚の経緯、代表的な出演作品、そして新会社SViL設立の背景まで、確認できる情報をもとに整理します。

【プロフィール・経歴】山路和弘はどんな俳優?若い頃から舞台で磨いた演技力

山路和弘

山路和弘さんは、1954年6月4日生まれ、三重県伊賀市出身の俳優・声優・ナレーターです。2026年10月現在の年齢は72歳。長いキャリアを通じて、舞台、テレビドラマ、映画、アニメ、洋画の日本語吹き替えなど、さまざまな表現の現場で活躍しています。

山路さんのキャリアを理解するうえで重要なのは、声優として名前が知られる以前から、舞台を中心に俳優として経験を積んできた点です。

映画.comなどの人物紹介によると、山路さんは1977年に劇団青年座研究所へ第1期生として入所し、1979年に劇団青年座へ入団。1982年には映画出演も経験し、以降は舞台やテレビドラマ、映画へと活動の幅を広げていきました。

舞台では、作品ごとに異なる人物像を組み立てる力が大切です。声の調子だけで役柄を表現する吹き替えとは異なり、身体の動きや表情、立ち姿、相手役との距離感まで含めて人物をつくり上げなければなりません。山路さんが声優としても幅広い役柄を演じられる背景には、こうした俳優としての蓄積があります。

若い頃の山路さんを語るエピソードとして知られるのが、劇団青年座の先輩だった西田敏行さんとのやり取りです。山路さんは以前、芝居について悩み、西田さんに「俺、どうしたらいいんですかね?」と相談したことがあったと振り返っています。

その際、西田さんから返ってきたのは「お前は人との間に壁を作るからな」という言葉でした。山路さんは、年齢を重ねた後も自分の中に壁が残っていたことを認めつつ、長く生きるなかで、その高さを少しずつ下げたり、透明にしたりできるようになったと語っています。

このエピソードから見えてくるのは、演技の技術だけではなく、人間関係や他者への向き合い方も俳優としての成長に関わってきたということです。山路さんは、若い頃から完成された演技者だったというより、長い時間をかけて自分自身と向き合い、表現を磨き続けてきた俳優なのです。

【経歴年表】青年座から吹き替えの第一人者へ、山路和弘の歩み

山路和弘さんの活動歴を時系列で見ると、舞台を出発点として、映像作品、洋画の吹き替え、アニメへと活躍の場が広がってきたことが分かります。主な節目をまとめました。

時期 出来事・実績 注目ポイント
1954年6月4日 三重県で生まれる 2026年10月現在72歳
1977年 青年座研究所へ第1期生として入所 舞台俳優としての基礎を学ぶ
1979年 劇団青年座に入団 舞台を中心に俳優として活動
1982年 映画出演を経験 舞台以外にも活動領域を拡大
2011年 第36回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞 舞台『宝塚BOYS』『アンナ・カレーニナ』での演技が評価される
2018年 第59回毎日芸術賞を受賞 舞台『江戸怪奇譚〜ムカサリ〜』『喝采』などでの実績
2020年1月22日 朴璐美さんとの結婚を公表 双方の公式発信で報告
2021年 第15回声優アワード外国映画・ドラマ賞を受賞 吹き替え分野での功績も評価される
2022年12月 青年座映画放送を退所 その後はフリーとして活動
2026年5月1日 株式会社SViLを設立 朴璐美さんと新たな活動体制をスタート

受賞歴にも、山路さんの活動の特徴が表れています。2011年には舞台『宝塚BOYS』『アンナ・カレーニナ』での演技により、第36回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。2018年には『江戸怪奇譚〜ムカサリ〜』『喝采』などの舞台実績が評価され、第59回毎日芸術賞を受賞しました。

さらに2021年には、第15回声優アワードの外国映画・ドラマ賞を受賞しています。舞台俳優としての評価と、外国映画の吹き替えを担う声優としての評価、その両方を積み重ねてきたことが分かります。

山路さんの経歴を単純に「俳優から声優へ転身した」と捉えるのは正確ではありません。舞台で培った演技力を基盤に、声だけで人物を表現する仕事にも活動を広げ、双方を並行して続けてきた点に特徴があります。

【吹き替え代表作】ジェイソン・ステイサムの声といえば山路和弘

山路和弘さんの名前を聞いて、まずジェイソン・ステイサムの日本語吹き替えを思い浮かべる人は少なくありません。ステイサムの出演作を長年にわたって担当し、日本の映画ファンにとって、俳優本人のイメージと結びつく吹き替えの一つになっています。

山路さんは2024年の映画インタビューで、ステイサムの吹き替えについて、自分はもともと声が似ていると思っていたものの、実際には彼の声が好きで、自分から似せていた部分があると振り返っています。

初めてステイサムの声を担当した作品として挙げているのが、映画『スナッチ』です。その後、『トランスポーター』シリーズを通じて、ステイサムの演技に対する理解や思い入れが深まったと語っています。

山路さんの吹き替えの特徴は、単に低く渋い声を再現することではありません。ステイサムの呼吸や声の癖、アクションの動きに伴うテンポまで意識して、日本語の演技として成立させることにあります。

2024年のインタビューでは、ステイサムの場合は役柄そのものだけでなく、俳優ステイサムを演じる感覚があるとも説明しています。長年にわたり同じ俳優の吹き替えを続けることで、本人の演技スタイルへの理解が深まり、細かな表現の再現につながっているのです。

代表的な吹き替え作品としては、次のようなタイトルが挙げられます。

  • 『トランスポーター』シリーズ:フランク・マーティン役
  • 『エクスペンダブルズ』シリーズ:リー・クリスマス役
  • 『ワイルド・スピード』シリーズ:デッカード・ショウ役
  • 『ビーキーパー』:ジェイソン・ステイサム演じる主人公の吹き替え
  • 『ワーキングマン』:主人公レヴォン・ケイド役の日本語吹き替え

2025年末には、2026年1月公開の『ワーキングマン』に関するインタビューがORICON NEWSなどで紹介され、ステイサムのアクションの魅力について山路さん自身が語っています。また、2026年8月には映画『シェルター』の日本語吹き替え版でも、ステイサムの声を山路さんが担当すると発表されました。

なお、洋画の吹き替えは、作品や放送・配信向けのバージョンによって担当声優が異なる場合があります。そのため「ステイサムの出演作はすべて山路さんが担当している」と断定するよりも、長年にわたって多くの代表作を担当してきた、ステイサムの主要なフィックス声優の一人と捉えるのが適切です。

ステイサム以外にも、ヒュー・ジャックマン、アル・パチーノ、ソン・ガンホなど、さまざまな俳優の吹き替えを担当してきました。作品ごとに異なる俳優の個性を日本語で伝えられることも、山路さんの強みです。

【アニメ出演作品一覧】『SPY×FAMILY』『PSYCHO-PASS』などの代表キャラクター

山路和弘さんは洋画の吹き替えだけでなく、アニメの声優としても数多くの作品に参加しています。重厚な低音を生かした人物から、威厳とユーモアを併せ持つキャラクターまで、幅広い役柄を演じ分けています。

代表作の一つが、テレビアニメ『SPY×FAMILY』のヘンリー・ヘンダーソン役です。アニメ公式サイトによると、ヘンダーソンはイーデン校の寮長で、担当教科は歴史。エレガントであることを重視し、曲がったことを嫌う良識人として描かれています。

ヘンダーソンの魅力は、厳格な教育者としての威厳と、物事を大げさに評価するユーモラスな一面が同居しているところです。山路さんの落ち着いた声は、人物の格式を感じさせながら、作品特有のコミカルな空気にもなじんでいます。

もう一つの代表的な役が、『PSYCHO-PASS サイコパス』の雑賀譲二です。シリーズ公式サイトでは、臨床心理学を専門とする元大学教授として紹介されています。犯罪心理に関する知識と鋭い観察力を備えた人物で、作品の世界観を支える重要な存在です。

雑賀譲二のように、声を張り上げなくても説得力を生み出せる役柄は、山路さんの演技の持ち味が分かりやすい例です。声の低さだけでなく、言葉の間や抑揚、相手を見透かすような落ち着いた語り口が人物像を形づくっています。

ほかにも、次のようなアニメ作品・キャラクターで知られています。

  • 『進撃の巨人』:ケニー・アッカーマン
  • 『ワンパンマン』:シルバーファング(バング)
  • 『ONE PIECE』:セニョール・ピンク、ギルド・テゾーロ
  • 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』:マトリフ
  • 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』:龍賀克典
  • 『SAND LAND』:ラオ

加えて、2026年放送のテレビアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』では荒巻大輔役を担当しました。作品公式サイトでは2026年7月にメインキャストとして発表され、フジテレビの番組情報にも出演者として掲載されています。

2026年の出演作品情報には、『日本三國』の龍門光英役や『ホタルの嫁入り』の桐ヶ谷十兵衛役も掲載されています。作品ごとの放送・配信状況は異なりますが、2026年も新旧のシリーズを横断して活動を続けていることがうかがえます。

ゲーム分野でも、『ウィッチャー』シリーズのゲラルトや『DEATH STRANDING』のクリフ、『龍が如く』シリーズの伊達真などを担当しています。映像のある作品でも、音声だけで進行する作品でも、人物の存在感を声で成立させる技術が幅広く生かされています。

【妻は朴璐美】2020年の結婚発表と夫婦の関係

山路和弘さんの妻は、声優・女優として活躍する朴璐美(ぱく・ろみ)さんです。二人は2020年1月22日に結婚したことを、それぞれの公式ブログや公式サイトなどを通じて発表しました。

1月22日は朴さんの誕生日でもあります。朴さんは公式発表で、結婚を公表することについて照れくしさや迷いがあったものの、二人で相談し、誕生日という節目に合わせて発表することにしたと説明しました。

朴さんは山路さんについて、役者としても人間としても尊敬できる相手だと述べ、共に支え合いながら人生を歩んでいくという思いを表明しています。一方、山路さんも自身の公式ブログで結婚を報告しました。発表時には双方が俳優・声優として活動しており、仕事への理解を持つ二人の結婚として報じられました。

二人の接点は、俳優としての活動だけにとどまりません。吹き替えやゲームなど、声の仕事でもそれぞれ実績を重ねてきました。朴さんは『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役などで知られ、山路さんは洋画の吹き替えや舞台で活躍しています。

結婚後の生活については、2021年のインタビューで山路さんが、妻は自分のことを一番近くで理解し、受け入れてくれる存在だと語っています。結婚直後に新型コロナウイルスの感染拡大による自粛生活が始まったこともあり、一人で過ごすよりも二人で家庭を築けたことが心の支えになったという趣旨の話をしています。

同じインタビューでは、山路さんが自宅で料理をすることや、猫をかわいがる時間を気持ちの切り替えに役立てていることも紹介されました。夫婦は家でもそれぞれリハーサルを行うことがあり、同じ部屋にいながら別々の作業をしているといいます。互いに表現者として仕事に向き合う生活がうかがえるエピソードです。

また、山路さんは自宅でロシアンブルーの猫を2匹飼っていることも語っています。仕事で精神的な負担がたまったときには、猫と触れ合う時間が気分転換になるそうです。

一方で、夫婦の私生活について、公開されている情報の範囲を超えて家族構成や日常を推測する必要はありません。結婚に関する基本情報は2020年1月22日の公式発表で確認でき、夫婦としての仕事への姿勢については、本人たちの発言や公式発信から読み取ることができます。

【2026年最新】新会社SViL設立と山路和弘の現在

2026年の山路和弘さんを語るうえで大きな節目となったのが、妻の朴璐美さんと共同で設立した株式会社SViL(スヴィル)です。LALの公式告知や2026年5月1日付の日刊スポーツなどの報道によると、二人は同日、新会社の設立を発表しました。

山路さんは2022年12月に青年座映画放送を退所し、その後はフリーとして活動していました。2026年5月の設立発表では、古巣を離れてからフリーで活動した期間を振り返り、新たに会社を始めることを報告しています。報道では、その期間を約3年半と説明しています。

朴さんも発表の中で、独立後に自身が設立したLALでの活動を振り返り、今度は山路さんとともに、より大きな船で新しい景色を目指すという趣旨のメッセージを発信しました。会社名は「SViL」と表記し、読み方は「スヴィル」です。

この動きは、単なる所属先の変更というだけでなく、長く個人の表現活動を続けてきた二人が、新たな活動基盤を築いたという点でも注目されます。山路さんは70代に入りながらも、これまでのキャリアを区切るのではなく、新しい組織づくりに挑戦する道を選びました。

ただし、会社を設立したことだけをもって、出演する作品の傾向や仕事の量が大きく変わると決まったわけではありません。実際の活動については、SViLの公式発信や各作品のキャスト発表、出演情報を確認するのが確実です。

俳優・声優としての活動も続いています。2026年には『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の荒巻大輔役が発表され、ステイサム主演作『シェルター』の日本語吹き替え版でも担当が告知されました。アニメと洋画の両分野で出演情報が続いている点は、山路さんの現在を示す重要な材料です。

なお、インターネット上では、山路さんの所属について「青年座所属」「フリー」「SViL所属」と異なる情報が表示されることがあります。これは情報の更新時期による違いです。2022年12月に青年座映画放送を退所し、フリーで活動した後、2026年5月1日にSViLを設立したという順序で整理すると、経緯を正確に理解できます。

現在の所属や問い合わせ先、最新の出演情報を調べる際は、過去のプロフィール記事だけで判断せず、SViLの公式情報と作品側の最新発表を優先するとよいでしょう。

【山路和弘】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:山路和弘の妻は誰ですか?
A1:妻は声優・女優の朴璐美さんです。二人は2020年1月22日に結婚を公表しました。同日は朴さんの誕生日でもあり、双方の公式発信を通じて報告されています。

Q2:山路和弘はジェイソン・ステイサムの吹き替えを担当していますか?
A2:はい。『スナッチ』や『トランスポーター』シリーズ、『エクスペンダブルズ』シリーズなど、多くの作品でステイサムの日本語吹き替えを担当してきました。2026年にも『シェルター』の吹き替え担当が発表されています。ただし、作品や吹き替え版によって担当声優が異なる場合があります。

Q3:山路和弘の代表的なアニメキャラクターは何ですか?
A3:『SPY×FAMILY』のヘンリー・ヘンダーソン、『PSYCHO-PASS サイコパス』の雑賀譲二、『進撃の巨人』のケニー・アッカーマン、『ワンパンマン』のシルバーファングなどが代表的です。ほかにも『ONE PIECE』や『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』など、多数の作品に出演しています。

Q4:山路和弘の2026年現在の所属事務所はどこですか?
A4:2026年5月1日に、妻の朴璐美さんと株式会社SViL(スヴィル)を設立しました。2022年12月の青年座映画放送退所後はフリーで活動していましたが、2026年に新たな活動体制へ移行しています。

Q5:山路和弘は何歳ですか?
A5:1954年6月4日生まれで、2026年10月現在72歳です。舞台俳優としてのキャリアを出発点に、映画やドラマ、吹き替え、アニメ、ナレーションなど幅広い分野で活動を続けています。

山路和弘さんは、1977年の青年座研究所入所から舞台俳優としてのキャリアを積み、洋画の吹き替えやアニメへと活動の幅を広げてきました。ジェイソン・ステイサムの吹き替えで知られる一方、『SPY×FAMILY』のヘンリー・ヘンダーソンや『PSYCHO-PASS サイコパス』の雑賀譲二など、作品の世界観を支えるキャラクターも数多く演じています。

私生活では2020年に朴璐美さんとの結婚を発表し、2026年5月には夫婦で株式会社SViLを設立しました。長年の所属先を離れてフリーで活動した時期を経て、新しい組織を立ち上げたことは、山路さんが現在も挑戦を続けていることを示しています。

山路さんの経歴を追う際には、代表作だけでなく、舞台で評価された実績、吹き替えに対する本人の考え方、そして所属体制の変化をあわせて見ることが大切です。2026年現在の最新情報を確認するなら、SViLの公式発表、作品の公式キャスト情報、本人の発言を掲載したインタビューを手がかりにすると、俳優・声優としての歩みをより立体的に理解できます。

同じカテゴリの記事

白石 七海

経歴や家族の情報は公式プロフィールと過去インタビューの記録を突き合わせて確認。伝聞のみの情報は本文でその旨を示します。

おすすめの関連記事